結晶学は科学のすべての分野で基盤となる固体の原子・電子レベルでのミクロ構造を専門に扱う学問であると同時に、機能性材料・エネルギー材料・医薬品などに関連する基礎研究と応用研究、放射光X 線・中性子線・電子線を使った最先端測定と実験・解析技術に関連する開発研究なども活発に展開されており、日本結晶学会年会で発表されます多くの成果は諸種の産業の発展にも直結するものと期待されます。このため、結晶学に関連するX線回折装置やソフトの関連会社、さらに蛋白質や機能性セラミックスをはじめ研究対象物質の調製に関わる試薬や装置、関係するツールやキットなどの消耗品を開発する諸事業団体やそれらを販売する関連会社の皆様方にも最新の製品をご紹介していただき、研究者への技術情報の提供をお願いしているところでございます。この機会に関連企業・団体と研究者の皆様が年会の場をご利用していただき情報交換などの交流を通じて、結晶学を中心とした科学研究の進展に役立てていただきたいと考えております。
本年会実行委員会では、できるだけ多くの方々に年会に参加していただき、有意義な会議となりますように鋭意努力いたす所存でありますが、実りのある会議にするためには各種企業ならびに諸団体の皆様からのご支援に頼らざるを得ない状況にあります。その具体策として、
上記3種類の方法を予定しております。つきましては、別紙趣意書にご賛同をいただき是非ご支援を賜りますようお願い申し上げる次第です。
日本結晶学会令和 5 年( 2023 年)度年会実行委員会
実行委員長 中塚 晃彦(山口大学)